ごきげんよう♪
★エンディングノート認定講師
★終活ガイド認定講師
★終活セミナー認定講師
★心託コンシェルジュ
★オンライン片付けアドバイザー
の かぁーなです♡
先日、大好きな人がこの世を去りました。
まだ50代。
これからやりたい事も沢山あったはず。
何より私はあなたと一緒に
もっと沢山遊びたかった!
今回は終活講師としてお伝えする事というよりは、
1人の人間として
虹の橋を渡ってしまった友人にあてる
手紙だと思って読んでください。
あなたについて
お神輿を担ぐ人ですw
初めての三社祭の日。
人生で2回目のお神輿の場。
あなたはきっと
『また若い担げないのが来た』
と思ったでしょうねw
もちろん、本当に担げないから事実なんだけれど。
大きな体で、とてもかっこよく担ぐあなたを
私はよく覚えています。
お神輿の会は違うけれど、
兄弟会として、沢山のお神輿を
一緒に担ぎに行きましたね♪
実は大きな会社の課長さん
神輿場ではいつもニコニコしているけれど、
本当は課長さんという立場で
何人もの部下がいるんだよね!
部下の人も神輿を担ぎに来ることもあり、
いまでも仲良くさせてもらっているよ!
あなたが売っている商品も
買わせてもらいましたね!
そしたらお礼にって、
私が勤めている会社の商品を買ってくれたり、
旅行先で夫婦湯呑を買ってきてくれたよね♪
本当に本当に嬉しかったよ!!
肩が超絶強い&担ぎ方がかっこいい
初心者の私から見ても
肩の強さが分かるくらいの担ぎ方で
かっこいいなって思っていましたよ。
あんなに神輿が浮き上がるような担ぎ方する女性、
他にみたことないよw
しかもいつも笑顔で担いでてすごい!
コロナになってしまって、4年会っていなかったけれど
きっとまたあのかっこいい担ぎ方を
見せてくれるんだろうと
楽しみにしていたんだよ!
でも…
突然
その日はやってきたんだ。
神田祭3日前に突然の訃報
夫が聞いたこともないくらいの大きさで
「えっ!!」と叫んだんだ。
子供達に何かあったのかと思って、
すっ飛んでいくと、
携帯片手に呆然としている夫。
「A姉(ねえさんの意味を込めて、〇〇ねぇと呼んでいました」、
亡くなったって」
私も負けじと「えっ!!!」と大声出してしまった。
頭を殴られた位の衝撃。
ようやくコロナがあけて
お祭りが殆ど再開する事が決定していて、
楽しみだね!っていってて。
そんな中での訃報。
「え?え?なんで?」
ハテナが頭のなかでぐるぐるしすぎて
それしか言葉がでてこない。
「理由は書いてない。
日曜(神田祭の日)にお通夜だって」
実は神田祭も一緒に参加していました。
今年はA姉の神輿會は参加しないとの事だったので、
特に連絡することなくいました。
それなのにまさか、お通夜になってしまうだなんて…
参加しないから会えないけれど
翌週の三社祭でお会いできるから、
早く会いたいなぁって確かに思ったよ。
でもお通夜で顔を見る事になるとは思ってもいなかったよ…
子供達の黒系の洋服がないので、走り回って探すことに。
祭りの準備とお通夜の準備で
あっという間の2日間でした。
お通夜当日
コロナで、
きちんとした葬儀に参列することって
ほとんどなかったけれど、
あなたの葬儀には本当にたくさんの方が
いらっしゃっていましたね。
神輿関係者はもちろん、
会社の方もたくさん参列されていました。
あなたのお人柄がよくわかりました★
たくさんの方に慕われていて
最後のお別れを言いにきたんだなぁと。
私もその中の1人。
本当にお世話になりました。
子供たちはA姉のこと覚えていなかったけれど、
抱っこしてくれたこと、
遊んでくれたことを伝えて、
最後のお顔も見せていただきました。
娘が「もう起きないの?」といったときに、
涙が止まらなくなってしまったよ。
そうだね、もう起きないんだよ
A姉のことで
そんな言葉をいう日がくるだなんて
誰が想像しただろう…
安らかなお顔を拝見でき、
心の底から安心いたしました。
神田祭当日にお通夜だなんて、
きっと、
「私のことわすれんなよ」
ってことでしょ?
忘れるわけないよ。
祭りの日じゃなくたって
忘れるわけがないよ!
三社祭当日
朝一に、A姉と同じ神輿会の方に
「A姉の写真ってもらえないかな?」
と声をかけられたよ。
そう、私の名前と同じ、あの人ね!
お神輿のたびに、
昔だとデジカメ、
途中からミラーレスをもって
カメラを撮ってたよね。
なんの知識も技術もないので、
すべてオートにしていて
望遠も遠くにしたり近くにしたりするだけ。
それでもたくさんの写真を撮ってきたよね!
カメラ向けるとポーズ付けたり、変顔したり、
おどけてみたり。
たくさん撮ってきたA姉の写真が欲しいと。
実は、A姉、
ご家族にあまり神輿をやっていることを
伝えていなかったんだね。
もちろん、ご存じだったみたいだけど
そこまで真剣に取り組んでいたことを
ご存じなかったって聞いたよ。
なので、お神輿をしているところの写真がみたいと、
ご家族様からA姉神輿会メンバーに伝えたって。
私は神輿会としては別の会の所属だけれど、
兄弟会として本当にたくさんのお神輿を
一緒に担いできたよね!
そして写真にも収めてきました。
まさかこんな風に私がやってきたことが、
ご家族様のお役に立てる時が来るだなんて
思ってなかったよ…
三社祭は土日開催で、
両日9時~19時という過酷さ。
よく知ってるよねw
日曜日に言われたから
月曜日に作業をして、
火曜日の朝のもくもく会で、
きちんとCD-Rに落とせているか確認、
火曜日の夕方にあの方に送ったよ。
あの方のご自宅に
水曜日に到着したら、
「はやすぎじゃない?
私まだなにもやってない」
と言われちゃった(笑)
早くて文句はないかと思ったので、
頑張って作業したよ。
195枚のA姉
なんと、195枚もありました。
もちろん、厳選しての枚数です。
お神輿だけではなく、
遊びに行った時の写真や、
飲み会時の子供たちを抱っこしてくれている所なんかも。
12年前の写真から、
順番にみていったよ。
とにかくたくさんある写真の中から、
見つけていくのも大変だったけど
写りが悪いとか、顔が見切れてるとか、
そういうことも考えながらの作業だったよ。
写真って見ちゃうと、
当時のことを思い出して
ゆっくり見ちゃうよねぇ!
なんども自分に言い聞かせながら、
良き思い出に浸りながら
写真を保存したんだ。
作業時間はトータルで5時間くらいかな。
肩は凝ったけれどw
とても楽しくて寂しい5時間でした。。。
ご家族様からの言葉(抜粋)
お神輿を担いでいる所を見たことがなかったので、
皆さんと楽しそうに担いでいる所をみられて
本当によかったです。
そして皆様と楽しい時間を過ごしていたことも
手に取るようにわかりました。
今まで本当におせわになりました。
どうぞ皆様は元気にお神輿かついでください。
A姉の供養にもなるかと思います。
A姉へ
「勝手に写真見せてんじゃないわよ」って
怒ってるかもしれないねw
でもご家族様のご希望だったので、
195枚の写真をデータにおさめました。
ご家族様、とても喜んでいらっしゃったので、
私としては本当にうれしかったし、安心したよ
実は終活の勉強をしていて、
講師なんかもしちゃってるんだけどさ。
遺された人の話を本当によくするから、
少しでもご遺族様のお役に立てて、
終活講師としてだけでなく、
1人のA姉の友人として
写真をお送りできたことをうれしく思います。
でも
でも
本当に残念だよ。
とりあえず三社も鳥越もおわったので、
一安心だね!
天国は何もすることがないからって、
またどっかり座って、
お酒三昧なんじゃないかと思うので、
御体が心配です。
飲みすぎないようにしてね。
神輿会のジジ達も
A姉の早い到着に
「おめぇがまだ来るとこじゃねぇ!!」
って怒られちゃってるんじゃないかな。
まぁ一緒にお酒飲んじゃえば、
また楽しく過ごせそうだね!
ぜひ神輿談議に花を咲かせてね!
コロナで3年神輿があがらなかったなんて、
信じてもらえないでしょうね!
A姉の歳を超えて、
シワシワになった状態で
そちらにいきたいなと思っています。
ちゃんと私に気づいてね!
夫婦湯飲みは大切に使わせてもらうね。
また一緒に神輿担ぎましょうね♡
A姉は50代、私は90代くらいかな。
手加減してね。
あ、肩が合わなくなってるかw
背骨が曲がらないようにしておかないとね。
今まで本当にありがとう!
また会えるのを楽しみにしてる!!
ByeBye!!
終活オススメ記事
①呼ばれてないけど、お通夜いくべき?
②お墓は、無いといけないもの?
③私が終活をオススメする3つの理由【絶対死なない自信がある方は見なくてOK★】
④「ペット終活」 ~絶対看取れますか?~
⑤ペット終活書き方講座 ~大切な10個のポイント~
⑥エンディングノートに「本籍」を記入する理由~遡って記入しよう~
⑦かぁーな主催:終活ガイド検定&エンディングノートセミナー一覧
⑧メモリアルコーナーアイデア6選
⑨メモリアルコーナー設置したほうが良い3つの理由
⑩エンディングノート認定講師がエンディングノート書いてみた♪~前編~
⑪エンディングノート認定講師がエンディングノート書いてみた♪~後編~
⑫エンディングノート認定講師がエンディングノート書いてみた♪~特別編~
⑬夫の伯母が亡くなり思う事
⑭クレジットカードの解約~亡くなった後だと大変~
⑮年金保険かけなくていいの?~かけないと待っている怖い未来~
⑯終活ガイド検定2級開催レポート(20221217開催分)
⑰一般社団法人終活協議会理事 菊田あや子さんラジオ放送出演ご案内
終活情報を週2回必ず配信!↓
メルマガ登録者様のお得情報も♡↓
にほんブログ村
↓ポチッ↓
コメント